Save My LIFE

他人を省いて自分を生きる

2019-01-01から1年間の記事一覧

科学の三要件を見直すべき時が来ている気がしてならない。

科学の三要件を見直すべき時が来ている気がしてならない。 社会科学には再現性がないから科学ではない!というような主張をする向きがあるが、それは本質的にどの学問でも同じだろう。抽象度が上がれば常に再現不能で説明不能の範囲が現れてくる。あくまでも…

共感力とは本質的に「他人の視点を推論する能力」でしかない。

共感力とは、本質的に「他人の視点を推論する能力」でしかない。当たり前のことだ。他人同士が互いに全く同じニューラルネットワークを持ってるわけではないのだから、共感という現象における限界は「五感で知覚される物理空間の共有」までだ。同じ感情を抱…

「共感能力」と「抽象思考」は連動する。

「共感能力」と「抽象思考の能力」とは対応するものだ。 「共感能力=客観化=他人化」と考えれば、共感力が高い程セルフコントロール力が高いのは必然的。「視点が高い人ほどセルフコントロール力が高い」という事実を併せて考えると分かりやすい。そもそも…

「ゴール」や「夢」ってそもそもなに?

【「ゴール」や「夢」の在り処はどこか?】 社会貢献はあくまでも結果。手段でも目的でもない。手段と目的とが自己の課題であるなら、結果である社会貢献は他人の課題だ。何故なら、それが評価に値する価値のあるもの、役立つものであるか否かを決める権利は…

記憶の正確さと持続時間とはトレードオフ、逆相関の関係にある

記憶の正確さと持続時間とはトレードオフ、逆相関の関係にある筈だ。 例えば、猛禽類の視覚記憶は人間よりも遥かに正確であることが知られているが、一回毎の狩りの瞬間にしか役に立たない記憶であることから考えるに、その持続時間は大したものではないだろ…

生まれつきで命に関わらないなら、病気も障害も無理に治さなくていい。

【機能不全と生存条件とを区別する】 生まれ持っての病気や障害を「治すべき機能不全」とするのはおかしい場合もある。何故なら、生まれ持っているというその時点で、病気や障害と呼ばれるような性質も含めて、間違い無くその人の一部だから。そもそも、「治…

長い人生、女性は化粧品を選びましょう。

私たちの健康寿命が伸びて行って、今まで以上に働ける期間が延びるのだとしたら、今までのような化粧品の位置付けは考え直したほうがいい。 【化粧の矛盾】 そもそも肌というのもは体内と外界とを隔てるバリアであると同時に、老廃物を排泄する器官でもある…

「ADHDはクリエイティブだ!」などの研究に簡単に飛び付いていいものだろうか?

「ADHDの方がクリエイティブである」などの研究があるが、これは「全人類の能力値のトータルには個々人間での差が凡そ無く、それ故に何かに劣る人は別にの何かに必ず優れる。また、逆に何かに優れる人は必ず何かに劣る」という前提の上での話である。あくま…

論理を知ることが論理的思考の第一歩になる。

【論理を知ることが論理的思考の第一歩になる】 論理を知っているだけでも、ある程度の論理的思考力は身につきます。 何故なら、論理はあくまでも道具だから。 思考そのものじゃなく、あくまでも思考が扱う道具だから。 生まれつきのものじゃなくて、後天的…